米国株オプション投資:オプションは「売り」で勝つ!!

サクソバンク証券「SaxoTraderGo」を使って米国株オプション投資の「売り」戦略を実践しています。

ポジションを持つ前の準備 (米国株オプション売り戦略)

 

こんにちは。
takashif1122です。
しがない社畜労働者(42歳)です。

株・FX・暗号資産で累積100万円以上の損金を叩き出しましたが、米国株オプション投資の売り戦略に取り組み、結果が出るようになったのでその手法を紹介したいと思い、ブログを立ち上げました。

 

*今まで株とかFXとか暗号資産とかのギャンブル的な投資で負け越してきた

*今までとは違う形で、より確実にコツコツ利益を積み上げるタイプの投資を行いたい

という方に読んで頂きたいです。

 

本日は、米国株オプション売り戦略について、ポジションを入れる前の準備について話をしたいと思います。


(下記は自分が過去にこういう形で成功したという経験の元書いています。
投資手法や準備の手順に正解はありませんので、今後も随時アップデートしていくつもりでおります)


準備全体を通して大事なのは「データの定点観測」です。
毎日、もしくは数日に1回は必ずチェックして変化点を探り、いつもと違う上昇や下落の動きが見られた際に即座に対応できるようにします。


私が実際に米国株オプションのポジションを仕掛ける前には、下記の大きな流れに沿って準備しています。

 

①銘柄選定
②オプション価格チェック
③狙いを定めた銘柄及び市場全体のニュースをチェック
④値動き(グラフ)のチェック
⑤ポジションを入れる


一つずつ解説していきます。

 

①銘柄の選定
私は毎朝、米国市場の終わりかけの時間となる朝5時に起きて、銘柄チェックをしています。(毎朝決まった時間に起きて決まった時間にチェックする。データ定点観測の基本です)

オプション売り戦略のようなコツコツ型投資において、相場を毎日チェックは必須事項です。(デイトレでも毎日チェックは欠かさないと思いますけどww)
その月ごとに注目して追いかけている4~5社を中心に、まずはざっと全体の価格を調べ、一日の変動率と月ごとの変動率を調べて自作のエクセルデータ表に記録していきます。
また、週に1度は必ず時価総額上位20社の銘柄すべてをチェックし、追いかけるべき銘柄の入れ替えを都度検討しています。


②選定した銘柄のオプション価格のチェック
チェック当日から起算して1~3週後のSQ日のプット・コール両方のオプション価格をチェックして、エクセルデータ表に記録を取っています。
例えば、本日は24年1月6日ですので、1/12期限、1/19期限、1/26期限のコール・プットのオプション価格をチェックすることとなります。

その一連のスクリーニングの中で「これはいけるかも!?」という銘柄が1社ぐらいは出てきます。その銘柄を探し出せるまで、作業を毎日繰り返し続けます。
出てこなくても、出てくるまで根気よく続けるのです。
出なければ出ないで結構。「待つも相場なり」という気構えで待ちます。


狙いを定めた銘柄及び市場全体のニュースをチェック
もし運よく良い価格のついているオプションが見つかったら、その銘柄の株価関連の最新ニュースを検索し、暴落/高騰が発生しないか材料の有無をチェックします。
Google検索で引っかかったあらゆるニュースのうち、直近1週間以内かつ株価に重大なインパクトをもたらしそうなものを選定してチェックし、必要箇所をエクセルデータ表にメモしておきます。

 

●値動き(グラフ)のチェック
特にコールクレジットスプレッドの場合、「ある一定の価格以上に上昇することはないだろう」というおおざっぱな範囲予想を行ってポジションを持ちます。そのため、直近3か月、直近6か月、過去3~5年の株価の最高値を把握するのは必須の作業です。
個別銘柄のニュースだけでなく、直近で報道されている市況全体の情報も併せて検討し、株価へのインパクトを予想し、要点をエクセルデータ表にまとめます。


●ポジションを仕掛ける
ここまでの準備が完了し精査を行ったうえで、勝てる可能性が高いと判断できてから初めてポジションを仕掛けます。

ポジションの仕掛け方、具体的なサクソバンク証券:SaxoTraderGo操作方法は以前の投稿で詳しく解説していますので下記をご参照ください。
 ↓ ↓ ↓

option-trade-investment.hatenadiary.jp

 

その他、具体的に検討すべき事項として、

*リスクの取り方を決める(SQ日までの長さをどうするか)
SQ日までの長さが長いと変動リスクは高いがオプション価格も高くなりますが、短いとオプション価格は安いが変動リスクも低くなります。

*取るリスクに対して報酬のバランスの検討
常々申し上げておりますが、コールクレジットスプレッドの場合、予想に反し株価が上昇してしまい、自分の持つオプションの権利行使価格に到達してしまった場合、全損となります。
そうなった場合の損金額総額は必ず把握しておき、全損になっても最悪仕切り直して再挑戦できると自分で確信が持てる金額まで、リスクを抑えます。

オプション投資、特にコールオプションの売り戦略は準備が8割です。特に損失になった場合の損金総額は必ずチェックしておきましょう。


ポジションを仕掛けた後も、保有したポジションの銘柄をGoogle Financeのウォッチリストに登録して、満期日が来るまでは毎日継続的にニュースを追いかけます。毎日のルーティーンに組み込んでしまいさえすれば、それほどつらい作業ではありません。

 

以上が、米国株オプション売り戦略の準備となります。

 


...今の時期、毎日朝寒いです。光熱費が値上がって厳しいので、エアコンもつけず着る毛布を2重に巻いて寒さと戦いながら毎日パソコンと向き合っています。

でも、これが後に利益を産むという行動に直結するのですから、私のような凡人にとっては、やらないという選択肢はありません。

このようにコツコツ毎日少しずつ時間を費やすというやり方は、非凡な結果を残すための必要な労力、必要な犠牲だと思っています。

いままで株・FX・暗号資産で一発逆転を狙ってうまくいかなかったのに、オプション投資でもちょっとの努力で一発逆転を狙うなんて、虫が良すぎますよねww。

これまで続けてきたこと、地道にコツコツ続けていくことこそが財産です。

私が現在取り組んでいる米国株オプション投資売り戦略も、ゆっくりお金持ちになるための戦略です。

ゆっくりお金持ちを目指して、時間を味方につけて、少しずつ前進すれば良いのです。

 

本日は以上になります。
ありがとうございました!

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

 

投資は自己責任でお願いします。

 

#オプション #オプション投資 #サクソバンク証券 #SaxoTraderGo #サクソバンク #空売り #タイムディケイ #クレジットスプレッド #コールクレジットスプレッド #プットクレジットスプレッド

サクソバンク証券「SaxoTraderGo」を使った注文の入れ方(米国株オプション売り戦略)

「こんにちは!

takashif1122です!


このブログでは、サクソバンク証券のサービス「SaxoTraderGo」を使った「米国株オプションの売り戦略」について発信しています。

 

米国ではオプション取引が日本より普及しており、アメリカの株式の個人投資家のうち、3割程度はオプション取引も行っているそうです。

 

オプション取引は、用語やシステムの難解さによりハードルを感じられるかもしれませんが、きちんと知識を積み上げてシステムの使い方に慣れ、うまく情報収集すれば

「価格の動く範囲を、おおざっぱに予想して仕掛けるだけで勝てる」

という、結果に繋がりやすい投資の手法です。


サクソバンク証券口座の新規登録方法はこちら↓

www.home.saxo

 

私の使っている米国株オプション売り戦略では、
サクソバンク証券の取引ツール「SaxoTraderGo」の使用が必須です。

 

本日は、私の実践する「米国株オプション売り戦略」でメインの手法となる「コールクレジットスプレッド」について、SaxoTraderGoの画面も示しながら具体的な注文の入れ方の手順を、TESLA(TSLA/NASDAQ)の事例を使って説明したいと思います。


事前準備の情報収集と分析やグラフの動きを見た結果、仮に
「TESLA株が今後、1/26までの間に、270ドルを超えることはないだろう」
と予想した場合、以下の手順で注文を入れます。

 

●「オプションチェーン」 → 「オプション戦略」 を選ぶ

●右上ドロップダウンを 「P: 外国株式オプション」 に変更(日本円で入金した場合のみ)し、左側のドロップダウンは 「バーティカルスプレッド」 を選ぶ

 

●ポジション情報入力。

クレジットスプレッドは 
「現在価格に近い権利行使価格を売り、すぐ上を買って蓋をする」
という形が基本です。下記の通り、順に入力していきます。

 

①売り建て・買い建ての順番を入れ替え 

②満期日を1/26に変更 

③コールの権利行使価格を270ドルにする/コールはすぐ上の275ドルにする。

 

①は見やすいように入れ替えるためだけの作業ですので、特に必須ではないです。

入力する値や文字は、左右の矢印で入れ替えられます。

 

このポジションで想定されるコール売とコール買のプレミアム差額、つまり手元に残る粗利益は

権利行使 C270ドル コール売 @ 2.66ドル から C275 コール買 @ 2.13ドル を差し引いた額です。計算上は

$2.66 - $2.13 = 0.53ドル x 100単位 = 53ドル (約7000円)

となります。(手数料含まず)

(SaxoTraderGo上の表記では0.6ドル(60ドル)となっていますが、コール売・コール買共にアスクの価格が自動計算されて出てきているようです)

 

 

また、オプションチェーンの画面から「損益図の表示」を押すと 

「損益計算結果」「損益分岐点」「最大損失」を確認できます。

 

注意点

  • 上記の例の場合、53ドル(約7000円)の利益に対して、最大損失は▲440ドル(62000円程度)の損失が発生することとなります。リスクに対する利益が少なすぎるのではないか?と感じられた方も多かろうと思いますが、これが私の実践する米国株オプションの売り戦略のやり方です。リスクリワードが極端に偏っているのは事実ですが、オプションの売り戦略は圧倒的に勝率が高いというメリットがあります。
  • オプション売り戦略は、勝率が高いというメリットを最大限に活かし、コツコツ少しずつ利益を積み上げることを主眼に置いています。予想が外れ損失が発生した際、ドカンと損失を被ることとなり、被害金額が莫大になりますが、クレジットスプレッドの「売りポジションを買いポジションで蓋して、リスクヘッジする」というやり方を取ることにより、少なくとも破産や一発退場は避けられます。クレジットスプレッドでリスク対策を行った上で、満期日ごとにコツコツと利益を積み上げていくのです。
  • あくまでリスクを背負ったやり方であるということは認識して始めるべきですが、リスクとの向き合い方は個々人で深く検討しましょう。投資は自己責任です。

 

最後に、注文内容に問題がなく、このポジションを実際に注文するときは、売 ボタンを押し、発注で確定します。

 

 

 

注意点

  • サクソバンク証券のSaxoTraderGoは「指値注文」しか受け付けません。日本時間のデイタイムに注文を入れた場合は、アメリカ現地時間で市場が開場した後に指値が受理されたタイミングで初めて約定となります。表示されている価格の通りに約定しない可能性が非常に高いので、見込み粗利益は手数料負けしないようきちんと計算しておきましょう。下記の場所に自動計算で表示されます。

 

本日は以上になります。
ありがとうございました!

 

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

 

投資は自己責任でお願いします。

 

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サクソバンク証券「SaxoTraderGo」の画面説明

こんにちは。
takashif1122です。

 

このブログでは、サクソバンク証券のサービス「SaxoTraderGo」を使った「米国株オプションの売り戦略」に関する記事を発信しています。

 

以下のような方に向けて発信をしています。

 

*今まで投資で負けまくってしまい、別の手法を探している方

 

*相場の上げ下げを予想することに困難を感じている方

 

*一発逆転をねらうギャンブル的な投資ではなく、より確実により安定的に、今までとは違う形でより確実にコツコツ利益を積み上げるタイプの投資を行いたい方

 

今のところ、私の知る限り、数ある投資法の中で、勉強の成果が結果に直結する最良の方法は「投資信託」となりますが、その次に勉強の成果を利益に結びつけやすいのは、このオプション投資です

 

オプション取引は、用語やシステムの難解さによりハードルが高く感じられる部分も否めませんが、最初の難関さえ乗り越えれば、価格の動く範囲を、おおざっぱに予想するだけで仕掛けて勝てるという特徴があり、素人でも利益を出しやすい投資スタイルです。

 

サクソバンク証券口座の新規登録方法はこちら↓

口座開設 | サクソバンク証券

 

本日は、SaxoTraderGoの使用画面を説明したいと思います。
(あくまでオプション売り戦略に必要な箇所のみの説明となります)

 

SaxoTraderGoの一般的な操作方法はこちら↓
SaxoTraderGo 操作説明 | サクソバンク証券

 

私の使っている米国株オプション売り戦略では、
サクソバンク証券の取引ツールSaxoTraderGoを使用が必須です。

 

ウェブブラウザ上でSaxoTraderGoを使用する際の画面で、わかりにくかろうと思われる用語を独断と偏見でピックアップして下記に示しました。

 

●基本画面

 

●ウォッチリスト

私の取り組んでいるスタイルが「米国株オプションの売り戦略」ですので、当然「米国株式現物」を選びます。

 

でも、この部分で表示できる銘柄はカスタマイズ可能なので、自分の好みの銘柄だけでリストを表示することができます。

 ↓ ↓ ↓


私個人としては、米国株の中で時価総額の高い20社でまずリストを作ってスクリーニングし、更にその中からオプション取引に適していそうな4〜5社を絞り込んでリスト化しています。

(余談ですが、、米国株式現物でオプション取引に対応していない銘柄もございますので、ご注意下さい)

 

●ビッド
権利行使価格ごとに表示されるオプションの売り価格です。

●アスク
権利行使価格ごとに表示されるオプションの買い価格です。

 

(ビッドは売建、アスクは買建と,これはもうシンプルに覚えるしかありません。。)

 

ビッドもアスクも、オプションチェーンのタブを押すと表示されます。

 ↓ ↓ ↓

(スクショを撮った当時、市場がクローズしていたのでビッド、アスク共に値段が入っていませんが、アメリカ時間で市場が開いているときはここに値段が入ります。)

 

●プレミアム
オプション価格のことを指します。売りだとSQ日にプレミアムを受け取ることができ、買いだとSQ日にプレミアムの支払いが必要となります。プレミアムはオプションチェーンのタブを押すと表示されます。

 ↓ ↓ ↓

基本的に私の売り戦略では売りポジションと買いポジションを同時に持ちますので、コールクレジットスプレッドの場合、現在価格に近い方の権利行使価格のビッドを売り、アスクを買います。

そうすることで、満期日に受け取れるプレミアムはビッド価格からアスク価格を指差し引いた額になります。

 ↓ ↓ ↓

(上記スクショは市場クローズ状態の値板なのでビッドとアスクに値段が入っていませんが、米国株式市場が開場しているときには価格が入ります)


●権利行使価格
対象の米国株式の将来的にいくらで売買するか、予め設定された価格のことを指します。SaxoTraderGoではオプションチェーンのタブから下記の箇所で確認できます。

 ↓ ↓ ↓

 

●満期日(SQ日)
オプション取引の期限が決済される日です。オプションチェーンのタブから選んで表示します。

 ↓ ↓ ↓


一覧で全部の満期日を表示したり、来週・再来週など限定して表示することも可能です。

↓ ↓ ↓


オプションの売り戦略を実践する場合、満期日にプレミアムが0円になります。空売りで利益を取りやすいという理由の根拠はここにあります。特に、日経225オプションとは異なり、サクソバンクSaxoTraderGoの米国株では、毎週金曜が満期日です。私の実践する米国株オプション取引において「毎週金曜にSQ日が来る」という特性は、非常に大きなアドバンテージです。めちゃくちゃ大事です。

 

●オプション戦略
通常のオプション取引では、売りポジションで一回、買ポジションで一回、計二回の作業が必要になりますが、このオプション戦略のボタンから作業をすれば、売り・買いのポジションを、一回の作業でまとめて注文することができます
後日詳しい説明を投稿します。

 

 

●口座管理→資金振替
口座開設した後、日本円で入金した場合、そのままでは米国株オプションの取引はできません。「口座管理」タブから「資金振替を行う」を開き、「P:外国株式オプション JPY」に資金を振り替える必要があります

 

●外国株式オプション口座の表示
オプション戦略から米国株オプションを取引する場合、デフォルトで「N:外国株式オプション USD」が選択されています。日本円で入金し資金振替が完了した後、このタブの表示を「P:外国株式オプション JPY」に変えますと、自分の入金したポジションが反映され取引ができるようになります。

 

(私は一番最初の取引を行う際、このシステムが全然わからず、証拠金が9999%というおかしな状態になっていて、なんでや~!?ってなっていました。。同じところでつまづく人がいるかもしれないので、念のため紹介させてもらいました^^;)

 

●証拠金・証拠金使用率

口座の残高総額と証拠金使用率が表示されます。
証拠金使用率が100%になった時点で、該当口座の建玉強制決済が行われ、未約定注文が残っていればすべて注文キャンセルとなります。証拠金が75%を超えたときと90%を超えたとき、警告通知がメールで送られてきます。

私はそのような証拠金の過不足の心配に気を取られたくないので、証拠金使用率を30%~最大50%程度に抑えるようコントロールしています。

 

その他は実際にこのツールを使いながら徐々に覚えていけると思います。


今日は以上です。
本日もありがとうございました!

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

 

投資は自己責任でお願いします。

 

#オプション #オプション投資 #サクソバンク証券 #SaxoTraderGo #サクソバンク #空売り #タイムディケイ #クレジットスプレッド #コールクレジットスプレッド #プットクレジットスプレッド


なぜ「サクソバンク証券」をオススメするのか?

こんにちは。
takashif1122です。

このブログでは、米国株オプションの売り戦略に関する記事を発信しています。

*今まで株とかFXとか暗号資産とか、いろんな形の投資を試したけれどどれもしっくり来ず、むしろ負け越してきたという方

*今までとは違う形でより確実にコツコツ利益を積み上げるタイプの投資を行いたい

という方に読んで頂きたいです。

 

前回の更新ではオプション売り戦略のリスク対策、売りと買いを両方同時に持つコールクレジットスプレッドについて説明しました。

 

本日はここで、私の利用する 「サクソバンク証券」 について紹介したいと思います。

 

サクソバンク(英: Saxo Bank)は、デンマークコペンハーゲンに本拠を置くオンライン銀行で、サクソバンク証券はその完全子会社です。

 

口座開設申込ページはこちら↓

サクソバンク証券-無料口座開設(個人用)

 

ホームページはこちら↓

サクソバンク証券-Home

 

 

サクソバンク証券、外資系銀行の子会社にあたる証券会社とはなりますが、きちんと金融庁から認可を受けており、オンライン証券会社として10年以上、日本で金融サービスを提供しています。


私はこちらのサクソバンク証券が提供する外国株式オプションのサービスを利用しています。

私の実践する米国株オプション売り戦略について、サクソバンク証券の取引ツール「SaxoTraderGo」の存在は欠かせません。非常に優れたサービスと取引ツールを提供してくれています。


サクソバンク証券を利用するメリットは下記の通り。

 

●口座開設無料で行うことができ、申し込みがオンラインで全て完結する。

(免許とかマイナンバーとか提出が必要な書類も、スマホで撮影してアップロードするだけでOKです)

 

●他のオンライン銀行との連携が取れるため、無料でクイック入金などのツールを使える。

(私はネットバンクの住信SBI銀行に口座を持ち、そこから資金を入金しました)

 

●取引ツール「SaxoTraderGO」が非常に優れていて使いやすい。

(ウェブブラウザかアプリからログインする形をとっている、IDとパスワード&二段階認証さえあれば、PCでもタブレットでもスマホでも、ツールを問わずログインが可能な上、詳しく説明書を読まずとも直感的な操作ができる)

 

●米国株を取引するのに、日本円しか持っていないという場合でも、日本円で米国株を買う口座を運用できる

(当然、為替手数料は発生しますが。。)

 

●SQ日、つまり持っているオプションが満期で決済される日が、毎週金曜日に設定されているため、リスクのとり方が選べる。

 

この「SQ日が毎週金曜になっている」というサービスの有用性について、少し深堀りして説明します。

 

通常、日本株(日経225)でオプション取引をする場合、SQ日は毎週第2金曜日となります。この場合、ポジションを持つタイミングによっては最大で1ヶ月は保有ポジションをキープせねばなりません。株価の変動幅が自分の予想通り推移してくれれば問題はないのですが、今年2023年のような大きな相場の高騰が発生するような状況では、1ヶ月の変動幅を予想するのも困難な場合があります。


一方、サクソバンク証券ではSQ日が毎週金曜ですので、リスクの取り方をポジションごとに選ぶことが可能です


基本的にオプションはSQ日まで長いとプレミアムが高くなり、逆に短いと安くなります。このことから、

①長い期間保有することを前提に、変動リスクを大きく取って利益幅を追求する

とか、

保有する期間を短くする代わりに、利益の幅を少なくして長期保有による変動リスクを抑えめにする

とか、いろいろなリスクの取り方を毎回選ぶことができます。

 

このリスクの取り方を選べるというのは初心者にとって非常に重要です。初心者の方にとっての最初の多いなハードルは、ポジションを持った時に、ドキドキワクワクしたり不安になったり、とにかく平常心でいられません。

それは至極当然の現象です。そのポジションの推移に、自分の貯めてきた大事なお金が増えるか減るかが掛かっているのですから。

最初の取引からいきなり大きな利益を狙って1か月以上の長いSQ日のオプションを売るのは、精神衛生上あまりオススメできません。自分がまだ初心者であるという自覚があるうちは、リスクの少ない短い期間のSQでポジションをとって徐々にポジションを持つということ自体に自分のマインドを慣らしていくことが大事です。

いきなり熱湯に飛び込むと体がびっくりするでしょ?ぬるま湯からスタートすればいいんです。今後長く続けていくためにも、最初から無理するのはNGです。ギャンブラーマインドは捨てましょう。そういう方は必ず自滅します。

 

そういう考えのもと、SQ日を短くしてリスクを少なくとることを選べるSaxoTraderGoの毎週金曜SQはめちゃくちゃ大事なサービスです。私の米国株オプション売り戦略を実践する上で非常に大きな役割を担っていますし、日々活用させてもらっています。


一方、物事には当然裏の面もあり、サクソバンク証券を利用するデメリットも当然あります。
私の感じるデメリットとしては、

 

●一般口座のみしか利用できない。

(特定口座の開設に非対応のため、毎年確定申告が必要となります) 

 

●日本円で米国株の取引ができるのはもちろん大きな魅力だが、手数料が若干高め。

(1ロット100株あたり、売り・買いともに1.54ドル/回)

 

この上記2点のデメリット、他のサクソバンク証券を紹介するサイトを拝見しても、同じ点を指摘される声が多数ありました。

 

特に、「一般口座しか利用できない」ということに関して、これさえ改善されればぜひ利用した〜い!という声もちらほら。サクソバンク証券のオンラインによるオプション取引講座を拝見しましたが、「2023年12月時点で特定口座の提供は行っていない」とのことでした。今後の改善を期待したいところです。

 

時間の調整が効く自営業の方と比べて、日中仕事をしている方にとっては、確定申告は大きなハードルかと思います。

 

次回以降、
サクソバンク証券SaxoTraderGoの使用画面説明

実際にSaxoTraderGoを使ってコールクレジットスプレッドの注文を入れる手順
について解説したいと思います。


本日は以上です。
今日もありがとうございました!

 

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

 

投資は自己責任でお願いします。

 

#オプション #オプション投資 #サクソバンク証券 #SaxoTraderGo #サクソバンク #空売り #タイムディケイ #クレジットスプレッド #コールクレジットスプレッド #プットクレジットスプレッド
 

オプション売り戦略の変動リスク対策:コールクレジットスプレッド

こんにちは。takashif1122です。

このブログでは、オプション初心者の方に向けて発信しています。自分の実践しているやり方の紹介のみですので、なるべく小難しい話は避け、簡単シンプルに自分の手法を紹介するよう心がけています。

今日の投稿もちょっと長いです。
でも、リスク管理のための大事な考え方や手法を紹介している内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。


前回までの投稿でオプション投資の売り戦略について紹介しました。

オプション投資にはタイムディケイと言って期日にプレミアムが0円になるという性質があり、売り戦略で勝ちやすいという特徴があります。
その反面、株価が予想の範囲に収まらなかった場合、売りポジションは買い手から権利行使を求められ、損失が莫大に、それこそ無限大に積み上がる可能性があります。

 

今回は、売りポジションの損失を限定するためのリスク対策についてご紹介します。その手法にはしっかり名前がついていて、一般的には

コールクレジットスプレッド

と言われます。

 

米国株で時価総額が最大のアップル(AAPL/NASDAQ)の例を使って説明しましょう。

アップルの株価が 現在192.38ドルです。(2023/12/30時点) 
過去6ヶ月の変動幅を確認したところ、23年12月14日には198.11ドルの値段が付きました。これは年最高値を更新しただけでなく、アップルの株価が公開されて以来の最高値となります。

Apple2023年株価

そこで慎重な検討分析の結果、24年の1月12日までは、株価は200ドル以上に上がることはないだろうと範囲予想を行ったと仮定します。(実際こんな分析はありえないですが、あくまで例として笑)

 

そこで、まず、満期日2024年1月12日のオプションを表示し200ドルのコールを売ります。アップル1/12満期の200ドルのコール売の価格は0.36ドルです。
すると損益図は下記のとおりになります。

コール売りだけのポジション損益表


100株単位表示なので売り手が得られるプレミアム(オプション価格)の総額は36ドルです。(手数料は考慮しません)

グラフの赤で表示される部分が損失なのですが、株価が200ドル以上に上昇した際、理論上、上昇すればするほど損失は無限大に膨れ上がります。

 

損失が「無限」って書いてあります。無限て! 怖いでよすね、マジで。。

こういうシステムで数値を表せないときは、「未定」とか、もう少し柔らかい言葉を使用するものだと思っていましたが、莫大な損失は発生するというリスクを「無限」と表現するのを見るあたり、リアルに恐ろしいことであると理解していただけるものと思います。

この無限に広がる損失拡大リスクを避けるため、200ドルのすぐ上の202.5ドルのコールを買います。アップル1/12満期の202.5ドルコール買の価格は0.17ドルです。
すると、表は下記のようになります。

売りと買いを同時に持った状態(コールクレジットスプレッドを組んだ状態)

買う場合、売りとは逆にオプションの価格を支払わなくてはなりませんので、買い手側が支払うオプション総額は17ドルです。

結果、先に売っているアップル1/12満期の200ドルコール売(計36ドル)との差額で、36ドル-17ドル=19ドルが手元に残ることになります。(手数料は考慮しません) 

損失の部分に着目してもらいたいのですが、先程は「無限」と表記されていた箇所が、最大損失マイナス231ドルと表記されるようになりました。

 

つまり、売りと買いのポジションを両方持つことによって、利益は36ドル(ざっくり5000円)→19ドル(およそ2700円)まで減少しましたが、
最大損失をマイナス231ドル(だいたい33000円ぐらい)まで限定することができました

これこそがオプション売り戦略のリスク対策:コールクレジットスプレッドです。


これをすれば損失を限定することができ、損失無限大となる状態は解消され、一発転落のリスクは多少軽減されるようになります。

 

プットの場合も同じ要領で、現在価格に近いほうのプットを売って、すぐ上のプットを買うという形をとります。

コールでもプットでも、売り戦略を取るときは、必ず買いのポジションで損失発生リスクを限定するようにしましょう。必ず、です。

 

また、ここで私の利益に対する考え方について話したいと思います。

上記の例では、最大損失が33000円に対して、得られる利益が2700円となり、リスクに対する利益が少なすぎるのではないか?と感じられる方も多いかと思います。これはもう、利益の入手手段や方法についての考え方の違いとしか言えません。

私の採用する米国株オプションの売り戦略は、利少損大(いわゆるコツコツドカン)が発生することを織り込んだ戦略です。いつか起こるドカンで一発退場しないようにするために、本投稿で紹介したクレジットスプレッドでリスク対策を行った上で、満期日ごとにコツコツと利益を積み上げていく、という戦略でして、勝率が高いということを前提としております。1回の勝ちにおける利益の幅は少ないです。

投資を始められる方は十中八九、「楽をして最大利益を得る」ということを目的をしているかと思います。(私もそうでした) でも、このブログではそのような方を対象としていません。

利益を得るためには何か犠牲になるものが必要です。その犠牲が、「時間」なのか「労力」なのか、はたまた長年貯めた「貯金」なのか、溶かしてしまったら困る「生活資金」なのか、というだけの違いです。私は労力と時間(毎日相場をチェックしてちょっとずつコツコツやる)という犠牲を選びました。

 

株、FX、暗号資産などいろいろな投機や投資を試してきた立場で申しますと、

「投資に一発逆転は起こり得るけど、

 自分には起こらない

というのが残酷な真実です。


この、コツコツ積み上げるという作業、毎日の努力の積み重ねが苦手な方には、この手法はおすすめできません一発逆転を狙う方はどうぞ、株、FX、暗号資産などの短期トレードを実践して下さい。

でも、、、その成功は果たして長続きするのでしょうか?一発転落の可能性は常につきまといます。当然、才能があれば生き残れます。その世界で常に勝ち続けることができる人も一定数存在します。

私はどうかというと、、、その世界で見事に蹴散らされました(´;ω;`) カンプ無きまでに叩きのめされて、再び這い上がる決断と行動が取れるまで、随分長い時間を必要としました。這い上がりを模索し、自分にあった手法を探した結果、米国株オプションの売り戦略を始めることを選択しました。

 

私は、オプション投資は、勉強した内容が、利益・お金に直結しやすい投資方法だと思っています最初に勉強する内容や分量が非常に多くハードルが高く見えがちですが、実践すればこれほど利益を上げやすい手法は他にないと思います。

この手法を採用してからは、しっかり情報を集めて勉強しさえすれば、その結果が知識やお金として少しずつ蓄積されていくという実感を得られたので、本当に良かったと思っていますまた、コツコツ毎日やるというのが自分の性格に向いてもいるようで、今のところ脱落せず続ることができています。


世界中の投資家が認めるウォーレン・バフェット氏は、Amazon創業者ジェフ・ベソスとの対談で

「ゆっくり金持ちになりたい人はいないよ」

と語りました。

 

また、私の好きな相場格言に

「人の行く裏に道あり花の山」

という言葉があります。

 

他の人がやらないことで利益を得るというのは投資の鉄則です。

短期間で大きな利益を狙おうとしている人、狙っていたという経験がある人、ある意味王道の道を歩こうとされた人だと思います。

でも、そこで大きく失敗して投資なんかもういいやと離れてしまったパターン(つまり私のような人)を経験した人が再起を狙う手法として、オプション投資は非常にオススメです。

 

ぜひお試し下さい!

 

本日は以上です。
ありがとうございました!

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

 

投資は自己責任でお願いします。

 

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なぜ「売り」戦略がメインなのか?タイムディケイの有効活用について

こんにちは。

takashif1122です。

オプション取引の売り戦略を実践しています。

 

このブログはオプション投資素人の方に向けて発信しています。

 

前回から引き続きオプション投資について紹介していきます。

ちょっと長い文章になりますが、オプション売り戦略について非常に重要な概念を説明していますので、よかったら最後まで読んで下さい。




さて、今日は、私の投資戦略の主軸となる「オプションの売り」について紹介します。

 

売り戦略、これも投資に携わったことのない方にはあまり馴染みのない概念かと思いますが、株価が下がると予想したときに、売値を先に決めておいて、あとから買い戻すことを一般的に空売りといいます。

 

売り値を決めた後、予想通り株価が下がったら、市場から安く買い戻して、借りた株を返します。その差額が利益になります。(予想に反し値上がりしたときは損失になります)

 

具体例を見てみましょう。

 

ある会社の株価が1,000円だとします。この会社の業績が悪化すると予想したあなたは、売値を先に決めておいて、100株を借りて、市場で売りました。すると、あなたは100,000円(1,000円×100株)を手に入れます。

しかし、借りた株は返さなければなりません。その後、予想通り株価が下がり800円に下がったタイミングで、市場から100株を買い戻しました。すると、あなたは80,000円(800円×100株)を支払います。借りた株を返すと、あなたは20,000円(100,000円-80,000円)の利益を得ます。(取引にかかる諸費用等は考慮していません)



この考えをオプション投資に当てはめ、私の取っている戦略は以下の2つです。

 

コールオプション(買う権利)の売り

プットオプション(売る権利)の売り



まず①コール売りについて。

 

ある株について、株価が一定のライン以上に上昇しないと予想して、コールオプションを売ります。株価がコールオプションの権利行使価格より下の範囲に収まれば、そのオプション(権利)は無価値となりますので、売ったプレミアムがそのまま自分の利益となります。(予想に反し株価が上昇すると、損失が発生する可能性があります)

 

次に②プット売りについて。

 

ある株について、株価が一定のラインよりも下落しないと予想して、プットオプションを売ります。株価が権利行使価格より上の範囲に収まれば、オプションは無価値になり、売ったプレミアムがそのまま利益とあります。(予想に反し株価が上昇すると、損失が発生する可能性があります)



以上が空売りに関する説明ですが、上記だけでは

 

「単なる株の空売りと変わらんやないかーい!」

「株でできるのに、オプションでやる意味がないやないかーい!」

 

と考えられる方もおられると思います。

 

では、なぜここまで強く売り戦略にこだわりを持っているのか?という話になるのですが、それはオプション投資のみが持つ特有のメリットがあるからです。

 

そのメリットとは、

 

「タイムディケイ」

 

です。

 

これもオプションの専門用語ですが、非常に大事な概念なのでしっかり理解すべき重要ワードとなります。これをしっかり理解しないと米国株オプション投資で利益を上げることは不可能ですので、しっかり押さえておきましょう。



オプション取引におけるタイムディケイとは、オプションの価値が時間の経過とともに減少していくことを指します。

 

オプションの価値は、満期までに残った日数や原資産の予想変動率によって変わります。残存日数が長いほど、予想変動率が大きいほど、時間的価値は高くなります。

 

逆に、価値は時間の経過とともに確実に減っていきます。満期日に近づくにつれて価値の減少は加速し、満期日を過ぎるとゼロ円になります。この時間的価値の減少のことをタイムディケイと呼びます。

 

満期日までの日数が多い=オプション料が高い

満期日までの日数が少ない=オプション料が安い

 

上記の通りタイムディケイは日数の経過による価値の減少ですので、オプションの買い手にとっては不利に働きます。

 

一方、売り戦略を取る私にとっては、このタイムディケイという特性が非常に強烈なメリットをもたらします

 

オプションの売り手は、タイムディケイによってオプションの価値が減っていき、満期日にはオプションが無価値(ゼロ円)になることが確実なのですから、「売り値を先に決めておいてゼロ円でオプションを買い戻す」のと同じ効果を発揮します。

 

つまり、米国株オプション売り戦略の肝は、

 

①ある株価の価格変動範囲の予想する。

②プット売り・プット買いどちらかのポジションを入れる。

③満期日にオプションの価値がゼロで決済されるまで待つ。

 

という3ステップとなります。

 

当然、株価の変動が満期日までに予想範囲内に収まるかどうかというところが大事ですので、範囲の予想は慎重に行います。相場の動き、直近の最金最安値、過去3〜5年の最高値・安値をチェックしたり、相場上下の判断となりうるニュースなどのファンダメンタル要因を全て考慮して範囲の予想を行います。(難しいことを書きましたが、範囲の予想ですので厳密でなくてもだいたい勝てます)

 

ただし、ご注意下さい。私は、売り戦略中心と申しましたが、絶対に売りだけのポジションを持つことはしません。なぜなら、

 

コールでもプットでも、売りだけのポジションを入れると、損失が無限大に膨らむから

です。

 

このため、オプションの売り戦略は

 

 

損失を最小限に抑えるための戦略とセットで考える

 

ことが必須条件となります。



オプションの売りは、オプション料を受け取る代わりに、実際にオプションの金額に到達したときに、権利行使に応じる義務が生じます。つまり、あなたはオプション料を受け取る代わりに、将来株価が上昇した場合に、株式を売る義務を負うことになります

 

オプション売りは勝率が高いことで有名ですが、得られる利益に対する損失が大きすぎるため、「コツコツドカン」という形で表現されることもあります。上記のようなごく稀に起こる範囲予想の失敗により発生する損失は、非常に大きなものとなり、理論上、発生する損失は無限大となります。

 

特に権利行使価格が現時点での株価より大きく離れているオプションであれば、オプションの売りは100回中99回は利益になると言われますが、残りの1回で非常に大きな損失を出してしまい、時には全財産を失ってしまうこともあります。

以上より、オプションの売りは、リスク管理マストです。損失を発生させてしまうとしても、一発退場にならないように工夫してポジションを組む必要があります。

 

ではどうするのが良いか?このようなリスクの回避方法については、近日中に再び投稿しますので、次回更新をお待ち下さい。

 

本日はここまでです。

ありがとうございました!

 

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

 

投資は自己責任でお願いします。

 

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そもそもオプション投資とは?

こんにちは!

takashif1122です。

 

今までオプション投資に触れたことがないという人に向けてオプション投資に関する情報を発信しています。

 

今日はそもそもの話、オプション投資とは何ぞや?という話です。



オプション投資とは?

オプションって、英語では「選択肢」などと訳されますが、金融や投資の世界では「権利の売買」のことを指します。一般には馴染みのない概念ですね。

 

細かく言うと、将来のある日に、あらかじめ決めた価格で、株式や為替などの金融商品を売ったり買ったりできる「権利」を売買するのがオプション投資です。

 

権利の売買というと非常に難しく聞こえますが、要するに、

 

「将来の価格変動が不安だから、今将来の価格を決めてしまって変動リスクに備えましょう!」

 

ということです。

少しは概念として理解しやすい形になってきたのではないでしょうか?

 

 

次に、オプション投資の種類について。オプションには、

「コール」

「プット」

の2種類があります。

 

はい〜また専門用語!コールとかプットとか、、カタカナって面倒ですよね。。。

でも、専門用語の壁を乗り越えさえすれば、オプションは簡単ですから!

 

コールとプットをシンプルに表現すると

 

- コールオプション:金融商品買う権利

- プットオプション:金融商品売る権利

 

となります。

 

権利を買う人は、自分にとって有利なときだけ権利を行使できます。権利を行使するときは、権利を売る人に対して、あらかじめ決めた価格で金融商品を売ったり買ったりします。

 

逆に権利を売る人は、権利を買う人の権利行使に必ず応じなければなりません。

権利を買う人は、権利を買うときに、権利を売る人に「プレミアム」と呼ばれる料金を支払います。この「プレミアム」は、「オプション権利行使価格」と言い換えることもできます。権利を売る人は逆にプレミアムを受け取ることができます。

 

覚え方として、

 

コール call = 商品を買うために電話をする

プット put = 商品を売るために(棚に)置く

 

とすれば少しはわかりやすくなるかと思います。



最後に、私takashif1122は、このブログで

 

①「コールの売り」

②「プットの売り」

 

以上2つの戦略を主軸に置いています。ご覧の通り、買いオプションには一切手を出さず売りオプションしか持ちません。

 

その理由は後日詳しく説明しますが、その理由こそ、オプションの売りには株やFXにはない非常に魅力的な特徴となります。後日の投稿を楽しみにお待ち下さいね〜♪

 

 

これからオプションを始めたい!難しいことはわからないけど!という方でも、おぼろげでも専門用語の理解ができれば実践まであと少しです。

 

一緒に頑張っていきましょう!

 

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

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