米国株オプション投資:オプションは「売り」で勝つ!!

サクソバンク証券「SaxoTraderGo」を使って米国株オプション投資の「売り」戦略を実践しています。

サクソバンク証券「SaxoTraderGo」を使った注文の入れ方(米国株オプション売り戦略)

「こんにちは!

takashif1122です!


このブログでは、サクソバンク証券のサービス「SaxoTraderGo」を使った「米国株オプションの売り戦略」について発信しています。

 

米国ではオプション取引が日本より普及しており、アメリカの株式の個人投資家のうち、3割程度はオプション取引も行っているそうです。

 

オプション取引は、用語やシステムの難解さによりハードルを感じられるかもしれませんが、きちんと知識を積み上げてシステムの使い方に慣れ、うまく情報収集すれば

「価格の動く範囲を、おおざっぱに予想して仕掛けるだけで勝てる」

という、結果に繋がりやすい投資の手法です。


サクソバンク証券口座の新規登録方法はこちら↓

www.home.saxo

 

私の使っている米国株オプション売り戦略では、
サクソバンク証券の取引ツール「SaxoTraderGo」の使用が必須です。

 

本日は、私の実践する「米国株オプション売り戦略」でメインの手法となる「コールクレジットスプレッド」について、SaxoTraderGoの画面も示しながら具体的な注文の入れ方の手順を、TESLA(TSLA/NASDAQ)の事例を使って説明したいと思います。


事前準備の情報収集と分析やグラフの動きを見た結果、仮に
「TESLA株が今後、1/26までの間に、270ドルを超えることはないだろう」
と予想した場合、以下の手順で注文を入れます。

 

●「オプションチェーン」 → 「オプション戦略」 を選ぶ

●右上ドロップダウンを 「P: 外国株式オプション」 に変更(日本円で入金した場合のみ)し、左側のドロップダウンは 「バーティカルスプレッド」 を選ぶ

 

●ポジション情報入力。

クレジットスプレッドは 
「現在価格に近い権利行使価格を売り、すぐ上を買って蓋をする」
という形が基本です。下記の通り、順に入力していきます。

 

①売り建て・買い建ての順番を入れ替え 

②満期日を1/26に変更 

③コールの権利行使価格を270ドルにする/コールはすぐ上の275ドルにする。

 

①は見やすいように入れ替えるためだけの作業ですので、特に必須ではないです。

入力する値や文字は、左右の矢印で入れ替えられます。

 

このポジションで想定されるコール売とコール買のプレミアム差額、つまり手元に残る粗利益は

権利行使 C270ドル コール売 @ 2.66ドル から C275 コール買 @ 2.13ドル を差し引いた額です。計算上は

$2.66 - $2.13 = 0.53ドル x 100単位 = 53ドル (約7000円)

となります。(手数料含まず)

(SaxoTraderGo上の表記では0.6ドル(60ドル)となっていますが、コール売・コール買共にアスクの価格が自動計算されて出てきているようです)

 

 

また、オプションチェーンの画面から「損益図の表示」を押すと 

「損益計算結果」「損益分岐点」「最大損失」を確認できます。

 

注意点

  • 上記の例の場合、53ドル(約7000円)の利益に対して、最大損失は▲440ドル(62000円程度)の損失が発生することとなります。リスクに対する利益が少なすぎるのではないか?と感じられた方も多かろうと思いますが、これが私の実践する米国株オプションの売り戦略のやり方です。リスクリワードが極端に偏っているのは事実ですが、オプションの売り戦略は圧倒的に勝率が高いというメリットがあります。
  • オプション売り戦略は、勝率が高いというメリットを最大限に活かし、コツコツ少しずつ利益を積み上げることを主眼に置いています。予想が外れ損失が発生した際、ドカンと損失を被ることとなり、被害金額が莫大になりますが、クレジットスプレッドの「売りポジションを買いポジションで蓋して、リスクヘッジする」というやり方を取ることにより、少なくとも破産や一発退場は避けられます。クレジットスプレッドでリスク対策を行った上で、満期日ごとにコツコツと利益を積み上げていくのです。
  • あくまでリスクを背負ったやり方であるということは認識して始めるべきですが、リスクとの向き合い方は個々人で深く検討しましょう。投資は自己責任です。

 

最後に、注文内容に問題がなく、このポジションを実際に注文するときは、売 ボタンを押し、発注で確定します。

 

 

 

注意点

  • サクソバンク証券のSaxoTraderGoは「指値注文」しか受け付けません。日本時間のデイタイムに注文を入れた場合は、アメリカ現地時間で市場が開場した後に指値が受理されたタイミングで初めて約定となります。表示されている価格の通りに約定しない可能性が非常に高いので、見込み粗利益は手数料負けしないようきちんと計算しておきましょう。下記の場所に自動計算で表示されます。

 

本日は以上になります。
ありがとうございました!

 

 

 

オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。

 

投資は自己責任でお願いします。

 

#オプション #オプション投資 #サクソバンク証券 #SaxoTraderGo #サクソバンク #空売り #タイムディケイ #クレジットスプレッド #コールクレジットスプレッド #プットクレジットスプレッド