こんにちは。
takashif1122です。
このブログでは、米国株オプションの売り戦略に関する記事を発信しています。
*今まで株とかFXとか暗号資産とか、いろんな形の投資を試したけれどどれもしっくり来ず、むしろ負け越してきたという方
*今までとは違う形でより確実にコツコツ利益を積み上げるタイプの投資を行いたい
という方に読んで頂きたいです。
前回の更新ではオプション売り戦略のリスク対策、売りと買いを両方同時に持つコールクレジットスプレッドについて説明しました。
本日はここで、私の利用する 「サクソバンク証券」 について紹介したいと思います。
サクソバンク(英: Saxo Bank)は、デンマーク・コペンハーゲンに本拠を置くオンライン銀行で、サクソバンク証券はその完全子会社です。
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サクソバンク証券、外資系銀行の子会社にあたる証券会社とはなりますが、きちんと金融庁から認可を受けており、オンライン証券会社として10年以上、日本で金融サービスを提供しています。
私はこちらのサクソバンク証券が提供する外国株式オプションのサービスを利用しています。
私の実践する米国株オプション売り戦略について、サクソバンク証券の取引ツール「SaxoTraderGo」の存在は欠かせません。非常に優れたサービスと取引ツールを提供してくれています。
サクソバンク証券を利用するメリットは下記の通り。
●口座開設無料で行うことができ、申し込みがオンラインで全て完結する。
(免許とかマイナンバーとか提出が必要な書類も、スマホで撮影してアップロードするだけでOKです)
●他のオンライン銀行との連携が取れるため、無料でクイック入金などのツールを使える。
(私はネットバンクの住信SBI銀行に口座を持ち、そこから資金を入金しました)
●取引ツール「SaxoTraderGO」が非常に優れていて使いやすい。
(ウェブブラウザかアプリからログインする形をとっている、IDとパスワード&二段階認証さえあれば、PCでもタブレットでもスマホでも、ツールを問わずログインが可能な上、詳しく説明書を読まずとも直感的な操作ができる)
●米国株を取引するのに、日本円しか持っていないという場合でも、日本円で米国株を買う口座を運用できる
(当然、為替手数料は発生しますが。。)
●SQ日、つまり持っているオプションが満期で決済される日が、毎週金曜日に設定されているため、リスクのとり方が選べる。
この「SQ日が毎週金曜になっている」というサービスの有用性について、少し深堀りして説明します。
通常、日本株(日経225)でオプション取引をする場合、SQ日は毎週第2金曜日となります。この場合、ポジションを持つタイミングによっては最大で1ヶ月は保有ポジションをキープせねばなりません。株価の変動幅が自分の予想通り推移してくれれば問題はないのですが、今年2023年のような大きな相場の高騰が発生するような状況では、1ヶ月の変動幅を予想するのも困難な場合があります。
一方、サクソバンク証券ではSQ日が毎週金曜ですので、リスクの取り方をポジションごとに選ぶことが可能です。
基本的にオプションはSQ日まで長いとプレミアムが高くなり、逆に短いと安くなります。このことから、
①長い期間保有することを前提に、変動リスクを大きく取って利益幅を追求する
とか、
②保有する期間を短くする代わりに、利益の幅を少なくして長期保有による変動リスクを抑えめにする
とか、いろいろなリスクの取り方を毎回選ぶことができます。
このリスクの取り方を選べるというのは初心者にとって非常に重要です。初心者の方にとっての最初の多いなハードルは、ポジションを持った時に、ドキドキワクワクしたり不安になったり、とにかく平常心でいられません。
それは至極当然の現象です。そのポジションの推移に、自分の貯めてきた大事なお金が増えるか減るかが掛かっているのですから。
最初の取引からいきなり大きな利益を狙って1か月以上の長いSQ日のオプションを売るのは、精神衛生上あまりオススメできません。自分がまだ初心者であるという自覚があるうちは、リスクの少ない短い期間のSQでポジションをとって徐々にポジションを持つということ自体に自分のマインドを慣らしていくことが大事です。
いきなり熱湯に飛び込むと体がびっくりするでしょ?ぬるま湯からスタートすればいいんです。今後長く続けていくためにも、最初から無理するのはNGです。ギャンブラーマインドは捨てましょう。そういう方は必ず自滅します。
そういう考えのもと、SQ日を短くしてリスクを少なくとることを選べるSaxoTraderGoの毎週金曜SQはめちゃくちゃ大事なサービスです。私の米国株オプション売り戦略を実践する上で非常に大きな役割を担っていますし、日々活用させてもらっています。
一方、物事には当然裏の面もあり、サクソバンク証券を利用するデメリットも当然あります。
私の感じるデメリットとしては、
●一般口座のみしか利用できない。
(特定口座の開設に非対応のため、毎年確定申告が必要となります)
●日本円で米国株の取引ができるのはもちろん大きな魅力だが、手数料が若干高め。
(1ロット100株あたり、売り・買いともに1.54ドル/回)
この上記2点のデメリット、他のサクソバンク証券を紹介するサイトを拝見しても、同じ点を指摘される声が多数ありました。
特に、「一般口座しか利用できない」ということに関して、これさえ改善されればぜひ利用した〜い!という声もちらほら。サクソバンク証券のオンラインによるオプション取引講座を拝見しましたが、「2023年12月時点で特定口座の提供は行っていない」とのことでした。今後の改善を期待したいところです。
時間の調整が効く自営業の方と比べて、日中仕事をしている方にとっては、確定申告は大きなハードルかと思います。
次回以降、
サクソバンク証券SaxoTraderGoの使用画面説明
と
実際にSaxoTraderGoを使ってコールクレジットスプレッドの注文を入れる手順
について解説したいと思います。
本日は以上です。
今日もありがとうございました!
オプションの基礎知識は上記の書籍から得ました。この本では「オプション売り戦略」は推奨していません。しかし、この本から得られた基礎を自分なりの理解と解釈で発展させ、オプション取引のタイムディケイによるSQ日にゼロ円になるという特性を活用し、サクソバンク証券が提供する米国株オプション取引に活かして日々取引をしています。
投資は自己責任でお願いします。
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